公開終了間近ですが...;;
やっと感想まとめました~。

結論:面白かったよー!
リニューアル後の4作品目のオリジナルストーリーの中では、間違いなく最高の出来だったと思います。
いつも感想を考え出すと無駄に長くなってしまうので、
今年こそ簡潔に感想を。
以下ネタバレ注意。
今年はミステリ要素を含んでいるので、特に注意して下さい。
一応ちょっと下げる。
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舞台は今までありそうでなかった22世紀。(この舞台を使わなかったのはF先生のこだわりだったのかしら?)
何でもアリになってしまう22世紀を「ひみつ道具博物館」という限られた空間に絞り込んだことで、
リアリティのある世界観の構築に成功したなと感じました。
ドラえもんの、鈴に対する思い入れ、
犯人は誰だと言うミステリ要素、
たくさん出てくるひみつ道具の魅力、
これらが上手く組み合わされて、ご都合主義や破綻、未回収の伏線もなく、
気持ちよくわくわくしながら観ることができました。
本格ミステリほど難しく複雑ではないけど、ミステリのポイントは抑えていて、
犯人は誰なのか、純粋に気になりながら観てました。
怪盗DXとマスタード警部とのひみつ道具対決とか、怪盗ドラックスとか、
とにかく、楽しめる要素が多いです。
ただ、ほぼ密室の中で展開するお話、舞台背景、明確な悪役がいない点、
ゲストキャラクターとの交流よりドラえもんとのび太の関係に重点が置かれている点等々
ドラえもん映画としては、今までの作品と毛色というか雰囲気が違うので、
馴染めないという人もいるかもしれません。
私はこういうドラえもんもわりと好き。
ドラえもんがあの鈴にこだわる理由は、さすがキャラの心理描写に定評のある寺本監督。
シンプルだけど、グッと胸をつかまれる。この描写すごいな...。
ここで「いい奴だな」ってセリフを持ってくるのはもうさすがとしか言えない。
ちょっと残念だったのは2点。
ひとつは、ポポンが人工太陽を飲み込んで膨張を食い止めるという解決方法。
カツ丼食べて壊れてしまうことがあるポポンだよ?
しかもクルトと仲が良いのを目の当たりにしていて、
この解決方法を思いつくというのは不自然な気がする。
もうひとつはペプラー博士やジンジャーの倫理観がちょっと欠如している、と思う。
隠れ住んでちょこちょこ泥棒しながら生活してるのは悪いことだよ...。
人間味のあるいいキャラクターだけど、もう少しそこら辺のフォローが欲しかったなと。
でも全体的に見ると面白かった!
人工太陽は何だか原子力を彷彿とさせる感じがしました。
核エネルギーはよく太陽に例えられますし。
凡ミスで重大な危機に陥ってしまうあたりとか。(ドラえもんのひみつ道具ってまぁみんなそうといえばそうだけど;;)
水をかけても無駄、というシーンとか;;
ペプラーメタルは夢のエネルギー的で未だ実現しない核燃料サイクル計画のプルトニウムを思わせて
ソワソワしてしまったのだけど、まあそこらへんは私の考えすぎでしょうが...。
そして犯人がわかった後にもう一度ヒントになりそうな場面や小ネタを探す意味で、
もう一度最初からじっくり観たい作品だな~。
フルメタルやペプラー博士のペプラーメタル計画のもたらす意味という観点からも、
もう一度じっくり観たいです。
良い作品をありがとう!


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