
すごく今さらですが;;
半年前からブログは書き始めていたんですが、いろいろ考えすぎて編集を繰り返していましたが、
いい加減キリがないんでそろそろアップします。
今年のドラえもんは公開終了ギリギリになってしまいました~。
早朝の回だったんですが、最後まで子どもたちで賑わっていましたよ。
なんかバタバタしてて今年こそは観れないかもしれないと思いました。
ドラえもんたちが、500年前のニュージーランドから間違えて捕まえてしまった
絶滅動物のモアを、もっと安全な場所へ送り返してあげよう、と
見つけて行ったのが、「奇跡の島」。
そこで大冒険が繰り広げられる、というお話。
つまらなくはなかったしそこそこ面白かったとは思うのだけど、
モヤモヤが残る感は否めない感じでした。
ネタバレ含む感想は「続き」から。
割と辛口です...。
最初は悪かった点から。
この映画のキーは「絶滅動物」と「家族愛」なんですが、
これらがリンクせずにバラバラに動いていたなーという印象。
絶滅動物が絶滅してしまった所以に迫りながら、「遺伝子をつなぐこと」→「家族愛」が
語られていくのかなぁ~と想像していたんだけど、そんなことはなく、
「絶滅動物の暮らす不思議な島」で「突然『親って大事だよね』と語りだし」て「大冒険」。
う~ん?結局この映画のテーマって何だったんだろう?
テーマがバラけているために、せっかくの絶滅動物も後半ほとんどモブ扱い。
作品全体を見ると、絶滅動物である必要性を感じない。
ロッコロ族の里で親の大切さを語り合うシーンはまるまるいらないと思う。
唐突に台詞で語られても伝わらないよー。
小学生くらいで親の大切さを自覚して冷静に言葉にするなんて考えないもんじゃないかな。
親の理想の押しつけにも思えた。
カブ太の扱いもそりゃないよ。
今度こそちゃんと大事にする、とパパと約束して買ってもらったカブトムシ。
...が、全然大事にしている様子なし。
さてそんな経験が伏線になって、のび太が本気でカブ太に愛情を注ぐ場面が出てくるんだろうと待っていたのに、特に何もない...。
なのに最後は大きくなって戦うのだから、そんな恩あったかなぁというかカブ太かわいそう。
コロンから交換をせがまれたとき、大事にしてる様子なかったのに、「パパと約束したから」と断るのび太がちょっと不自然。
そして今回一番モヤっとしたポイントがこれ。
奇跡の島のリアリティが全然ない
ドラえもんの世界って、ありえないような世界観も実在しているように思わせる、
不思議なリアリティがあるのだけど、今回は世界観に全くリアリティがなかったので、
細かい部分まで気になって仕方なかった、です。
あの島はいつどこにできて、どういう立場の島なんですか?
未来である日不思議なパワーを持った無人島が発見されて、
科学者が絶滅動物の保護地区にした...
というイメージで見てたら先住民が出てきて混乱した。
特殊な事情で今まで発見されなかった島だとしても、のび太たちが行った頃には
すでに科学者が絶滅動物を保護する活動をしている訳で、
22世紀では奇跡の島って国際的(?)にどういう立場なんだろう?
先住民ロッコロ族と科学者の間でどういう協議があったの?
黄金のカブトムシの不思議な力は22世紀ではどこまで信憑性のある話なのか?
...いかん混乱してきた。私の頭が悪いのが一番の原因なんだけど(;´Д`)
世界の背景が見えてこなくて、想像力が追いつかなかったです。
...そう言えば、時空の歪み?あれはなんだったんだろう。
奇跡の島を守っている黄金のカブト虫「ゴールデンヘラクレス」
も何なのかよくわからない。
宇宙パワー?だっけ?の一点張りでもなぁうーん。リアリティに欠ける。
500年前のニュージーランドでは、人間の乱獲がなければ、
ゴールデンヘラクレスなんかいなくても生きていた(多分)絶滅動物たちが、
奇跡の島ではゴールデンヘラクレスなしでは一発で弱ってしまうのは
ゴールデンヘラクレスの力ってあんまりよろしくない力のような気もする。
他にも
●ダッケがちょっと残念
ゲストキャラのダッケ、すごくいい立ち位置だし、味のある性格なのに、
活かしきれてなくて残念。
人魚大海戦のゲストキャラが全面に出過ぎで主人公食っちゃっていたのの反省なのか、
かなりキャラをセーブしていたような。結果あんまり大したことしないままだった。
のび太とダッケの心の交流をもっと丁寧にじっくり描けば、そこがテーマの家族愛にもつながるはずだったのにね。残念。
ダッケ、絵がすごく上手いのになんでそこを活かさないかな!
ここ、すごく重要な部分なのに。
●ケリー博士
キャラ的にいらないなぁ...美人だしかっこいいし、好みなのに、残念。
悪かった点が多いけど、良かった点も。
●ノリのライトさ
主題歌もアップテンポだし、全体に明るい雰囲気でよかった。
前作の新・鉄人兵団がとにかく重かったから、今回はいい意味で軽くてよかった。
(悪い意味でも軽い、けど;;)
悪役のシャーマンたちの小物っぷりも作品によくマッチしていたなぁ。
個人的には、愛すべき悪役。
「開けてくれてありがとう~」のシーンはかなりツボ。
●パパ
いいパパだなあ!!ブワッ
のびのびしていて懐が広くて、子どもらしい一面もあるけどしっかり大人らしい。
冒頭にのび太と指切りをするシーンは細かい動きやアングルがすごく好き。
子どもには子どもの付き合いがあるんだよ、とのび太のことを語り出すシーンもよかったね。
「父と息子」の関係描写は温かく描かれていてよかったな~。こういうパパはほんと、いい。
ダッケもよかったなぁ。もっと設定を活かせればよかったのに。
不満点ばかりだけど何だかんだ言ってもドラえもん好きだなぁ。
ドラえもんの話になると熱くなってしまう^^;;
次回作は探偵ものみたいですね。
長編ドラえもんでミステリのジャンルはあまりなかった気がするので新しい感じ。
これはちょっと楽しみだぞー。


コメントする