
5/14に観てきました!新海誠さんの最新作です。
思うところはいろいろあるけど、
作品としては面白かったし、良かったです^^
空の表現の美しさはやっぱり新海さんだな~と感じたのですが、
作品の毛色は前作の秒速5センチメートルとは全然違います。
いろいろ思うところとかネタバレは追記にて。
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まず感じたのは「ジブリ?」
ジブリアニメで見たような描写があちこちに出てきます。
これだけ色濃く出ていれば影響というよりわざとやってるんだろうなぁ。
シンがアシタカに見えてしょうがない.....アシタカ...。
ヴィジュアルはアレンの方が似てる...。
声優さんはハクだし...。それはいいとして。
モリサキはキャラ的にムスカだよなぁ。
まあ、ジブリっぽい部分は多分みんな感じると思うので、
おいておくとしましょう。
全体の感想としては、キャラクターの心情がはっきりしていない部分が多く、
キャラの行動の動機の弱さや伏線の未消化に見えてしまいました。
新海さんははっきりと描かない人なのかもしれない。
秒速~のような作品ならともかく、
ジュブナイルのファンタジーにその手法は向かないかな。
少しオーバーなくらい表現してちょうど良いと思います。
例えば、主人公アスナが地下世界アガルタに行く理由が不明瞭。
はっきりした動機もなく、かといって巻き込まれタイプでもなく。
もう一度シュンに会いたいというのが動機なのかな。だよね。
シュンを待つ様子や、シュンの死を聞かされて
高台に駆けていくシーンはすごくよかったんだけどなぁ。見ててつらくなるほど。
ただはっきりと表現していないから、何となく、に見えてしまう。
なもんで、主人公のアスナは、アガルタに来てから
積極的なタイプなのか巻き込まれタイプなのか
どっちつかずな印象を受けたなぁ。
アスナの抱える寂しさも、描写が自然~すぎて
いまいちピンとこなかったなぁ。
もう少し所々で寂しそうな表情を見せるとか、
これは寂しいだろうな...ってシーンがあればよかったんですが。
先生のセリフだけで説明されていたので。
テーマ的にもモリサキ先生の方が明確な目的があって感情移入はしやすかったかも。
アスナのお父さんの伏線は忘れてた頃にちらちら現れては
未消化のまま終わっちゃったねえ。
お父さんがアスナにとってどういう存在だったのかも曖昧だった...。
そうそう、お父さんってアガルタ人なのかな?
後々じっくり考えて多分そうなんだろうという結論になったけど、
何故アスナの父がクラヴィスを持っていたのかという謎。
観たときは伏線未消化で終わった感じがした。
アガルタの世界観や、生死観はとにかく作り込んであるけど、
若干詰め込みすぎてる印象。
生と死についてじんわりとしている間もなく次から次へと伏線が;;
表現したいエピソードがあれこれあったんだろうと思う。
TVアニメシリーズでやるなら良いボリューム。
2時間映画じゃちょっと短い。
ここまで残念な話ばかり書いてきたけど、
やっぱり良かったのは新海さんの挑戦する意気込みかな。
新海カラーは薄まった感じではあったんだけど、
地下世界では最後の最後まで得意分野の星空を出さなかったこと、
作品のカラーも万人向けに仕上がっていたし、
困難や批判を覚悟で、今までの新海カラーを打ち破って
更に上へ挑戦する心意気が感じられました。
とは言え、新海さんの持ち味の空や雲の表現の美しさや、
「喪失」の表現は一貫して描いてます。
新海さんは常に上を目指して、
新しいことにどんどんチャレンジしているのですね。
アガルタの深い設定や作品に込められたメッセージは、
もう数回じっくりと観て、作品の世界に浸りたいです。
ラストの星空はさすが新海誠!美しい...!
そして最後の方、アスナとシンが泣くシーン、
アスナがシュンとお別れするシーンが好きです。
イマイチな面もあるけど、私はなかなか好きですよ。
次回はどんな作品で攻めてくるのかが楽しみです。


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