映画ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団 ~はばたけ天使たち~

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今年も行ってきましたドラえもん映画。
これはすごい!感動しました!観てよかった~~。
あの名作のリメイクと聞いて、去年は不安もありましたが、
不安を吹き飛ばすどころか、
リニューアル後のドラえもん映画の中では最高傑作かと。
(旧作も含めると思い出補正が強いので比較できないががが)
原作の良い部分を更に大きく膨らませるリメイクでした。
後半は特に涙が止まらなかったよ...3回くらいは泣いた。
全力でオススメしたい作品です。


以下長文感想。ネタバレしまくっているので注意。
原作や旧作との比較もあるので、
旧作知っている人向けです。
そして観てから1ヶ月以上経っているので、
上手く思い出せてない部分もあります...すみません。
原作も手元にないので、間違えていたらすみません...。
















今回、いい意味で裏切ってくれたのはピッポでした。
公開前は子どもに媚び売るようなかわいいオリジナルキャラは
なんだかな~と思わないでもなかったのだけど、
蓋を開けてみるとすごく良い役割をしてくれています。


ピッポは、ジュド(=ザンダクロス)の脳の部品なのですが、
秘密道具の力でひよこの姿になり、
一キャラとして昇格したのが、原作や旧作に対する一番の変更点です。
それと、原作では1ページで語られていたリルルやピッポの属する
敵国メカトピアの思想や歴史も深く掘り下げてます。
場面描写も所々に出てくることで、
リルルの、祖国メカトピアに対する思いと、
のび太たち人間に対する思いの間で揺れ動く心情が
とても細やかに表現されています。


旧作でのリルルとしずかの関係に加えて、
今回はピッポとのび太の間にもロボットと人間の心の交流が
二本柱で描かれています。
それと、メカトピアでは決して豊かではなかった
リルルとピッポ、ふたりの関係でしょうか。
3組の環がきれいにリンクしています。
「星」もそうだし、小道具も活きていた。
揺れ動き、ゆるやかに変化していく
リルルやピッポの心情に注目です。切ない...。


ザンダクロスが動くシーンの迫力は満点でした。
コックピット内も今のCG技術を活かして、わくわくしちゃう。
夕陽をバックにザンダクロスが破壊した街の上で呆然とするシーンは、
さっきまでの楽しい時間が一変した、恐怖と困惑の心情が
痛いほどに伝わってきました。
そして、脳がピッポとしてキャラ化したことで、
兵器のような存在だったザンダクロスもキャラとして
すごく感情移入してしまった。
思えば旧作は脳を改造して仲間にしちゃうんだから、
話して理解しあおうとするリメイクは、旧作より好きな部分です。
ザンダクロスがボロボロになりながら戦うシーンはブワっときたよぉ...。


もちろんリルルもよかった。
旧作のイメージが崩れたらどうしようと心配だったものの、杞憂でした。
のび太たちが鏡面世界で基地を作っているリルルを発見して、
それがリルルにばれたときのシーン。
糸なし糸電話から聞こえてくるリルルの声にはゾクゾクした。
旧作のリルルはすごくミステリアスな魅力がありました。
自分が歳をとったせいもあるかもしれないけど、
今回のリルルは手の届く感じの人間っぽさがより多く出てた気がする。
どちらのリルルも好きですよ。
それと名シーン「撃ちなさい!」が健在でよかった。


リルルもピッポも本業の声優さんを起用したり、
ドラミの出番が少なかったことも高評価。
ファンが望まなくても、大人の事情はどうしようもないほど
強固なのかな~と半ば諦めも入っていたので...。
やっぱり最後は観るファンを向いてくれて嬉しく思います。
ドラえもんに関しては、新宇宙開拓史以降、メインゲストキャラには
本業声優さんを起用してくれてますね。嬉しい。
やっぱり新魔界大冒険の芸能人祭り状態がやりすぎだったと思うんだ。
総司令官だけ極楽とんぼさんでしたが、
さほど違和感はありませんでした。


一方残念な点を上げるとすればやっぱり
ミクロスがちょい役になってしまったことかな~。
旧作ではかわいくて好きなキャラだったので。
ただ、今回ピッポを登場させるとなると、
無理にミクロスを登場させるとゴチャゴチャしてしまったと思うので、
ミクロス降板は判断としては正しかったと思う。
でもあかんべー用の舌は取り付けて欲しかった(笑)
原作のお気に入りシーン。




とにかく今回のドラえもんは、DVD購入決定しました!
ドラえもん映画の中では傑作ですが、
ドラえもんブランド抜きにして、
純粋な映画として観ても傑作だと思います!
多くの人に観て欲しいです。

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