グッドナイト&グッドラック
今日は午後から仕事だったので、朝一でTOHOシネマズ 六本木ヒルズで「グッドナイト&グッドラック」を観てきました。
この映画は、ラジオ・テレビの報道マンだったエドワードR.マローと「マッカーシズム」(赤狩り)のジョセフ・マッカーシー上院議員との対決を軸にしたノンフィクション映画です。
エド・マローを演じたデヴィッド・ストラザーンの名演や全編に流れているJAZZの心地よさもさることながら、やはり注目すべきはこの映画の中核とも言えるエド・マローのジャーナリズム精神でしょう。
この作品は、マスコミに少しでもかかわったことのある人間なら、一見の価値があると思います。特に、テレビ局に勤めている人なら、是非とも観るべきです、なぜなら、今の日本と米国のマスコミが置き忘れてしまった何かが、この映画の中にはあるからです。
自分もマスコミにかかわる人間なのであまり強くは言えませんが、今のテレビの惨状は、本当にひどいです。誤解を恐れず敢えて言うならば、現在の日本と米国のテレビ局は、くだらない娯楽番組を垂れ流しにしているだけとしか思えません。
映画中に、「自分の良心に聞いてみたが、これが正しいとは思えない」という台詞が出てきますが、今のテレビ局員にこう言える人が何人いるのでしょうか。今の日本と米国のマスコミに、ジャーナリズムとも言えるこの精神が根付いているとはとても思えません。
エド・マローが、今のテレビを観たらきっとこういうでしょう、「やはり、テレビはメカの詰まった“ただの箱”だった」と・・・。
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